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これだけは覚えておきたい3つのキーワード/デジタルマーケ入門vol.3

ネット広告出身野崎大輔のデジタルマーケティング入門~未経験転職成功へ導く業界基礎知識~

アドベンチャーズのコンサルタントの中でもデジタルマーケティングのスペシャリストである野崎大輔が、デジタルマーケティング業界への未経験転職を検討している皆さんに向けて、応募にあたって押さえておきたい基礎知識を解説していきます。

 

アドテクの進化が、ネット広告の成長をけん引する

過去2回の連載で、インターネット広告分野の成長が広告業界を支えているとお伝えしましたが、それをけん引しているものの一つに「アドテクノロジー」があります。

「アドテクノロジー」とは、インターネット広告における配信技術や広告流通の技術を指します。このアドテクノロジー(以下、アドテクと略します)の進化が、インターネット広告をさらに便利なものにしているのです。

…と急に言われても、業界未経験者には何のことだかピンと来ないでしょう。では、現在のインターネット広告業界の構図を表した「カオスマップ」を見ながらご説明しましょう。

デジタルマーケ入門#03「これだけは覚えておきたい3つのキーワード」カオスマップ

…余計わからなくなったよ!という声が聞こえてきそうですね(笑)。インターネット広告は成長分野であるだけに、多数のプレイヤーが参入し、年々カオスな状態になってきています。

マップの一番左にはMARKETER(広告主)、右から2番目にPUBLISHERS(媒体)があり、この中に載っている会社・サービスは、基本的にメディアの売り買いに関わっています。

これまでは広告を購入するには、【広告主】→【代理店】→【メディアレップ】→【媒体社(メディア)】という流れで購入する必要がありましたが、アドテクを使うことで自動化や付加価値が追加されるようになり、この流れをある程度省略することができるようになりました。

ここでキーワードとなるのが、「DSP」「RTB」「SSP」の3つ。今回は、インターネット広告を理解する上で重要な、この3つの言葉について説明しますので、ぜひここで覚えていただきたいと思います。

ネット広告の「ばら売り」が進み、企業の使い勝手がさらに向上

「RTB」はReal Time Biddingの略で、広告在庫をリアルタイムにオークションで販売し、入札して購入する仕組みです。

この仕組みに対応したのが、メディアの広告在庫をオークションで販売する仕組みとして媒体社側が導入する「SSP」と、そのオークションに参加し、広告在庫を買うための仕組みである「DSP」です。

「SSP」は、Supply-Side Platformの略で、インターネット広告において、媒体社の広告枠の販売や広告収益の最大化などを支援する仕組みのことです。

「DSP」とは、Demand-Side Platformの略。DSPを使えばRTB経由で、1インプレッション単位毎に、広告主が必要な媒体・広告枠やそれを閲覧しているユーザーを、自社の判断で買うことができるようになります。

媒体社はSSPを導入することで、RTBの仕様に則り、1インプレッション(1つの広告在庫)単位で販売することが可能になります。

デジタルマーケ入門#03「これだけは覚えておきたい3つのキーワード」  RTBの仕組み

つまり、インターネット広告は、欲しいものを、欲しい時に、欲しい分だけ手に入れられる「バラ売りの時代」になっているのです。アドテクの進化によって、広告主である企業にとって非常に使い勝手のいいものになっており、スマートフォンの躍進も後押しとなり、ますますインターネット広告分野への出稿シフトが進むと予想されています。

今もアドテク分野は日々進化しており、それによりインターネット業界の構図も変化する可能性が大です。インターネット広告に携わる人は、常にアドテクの動向に注目しているのです。

ただ、ここで大事なのは、テクノロジーに振り回されるのではなく、広告主の目的はユーザーに必要な情報を届けることであるのを見失わないこと。その手段がより明確化して精度が上がっているという事実を忘れないで頂きたいですね。

前回、インターネット広告業界に向いているのはデータ分析という地道な作業を厭わない、根気のある人が向いている…とお伝えしましたが、インターネット広告に携わる者にとって「アドテク」に関する知識は必要不可欠です。今回の話で、アドテクにちょっとでも興味を持てたという人は、十分な有望株! ぜひ、この3つのキーワードをフックに、さらに知識を広げてみてください。

>#01「3分で分かる日本の広告マーケット」
>#02「なぜインターネット広告は伸びているのか?」

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