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なぜインターネット広告は伸びているのか?/デジタルマーケ入門vol.2

ネット広告出身野崎大輔のデジタルマーケティング入門~未経験転職成功へ導く業界基礎知識~

アドベンチャーズのコンサルタントの中でもデジタルマーケティングのスペシャリストである野崎大輔が、デジタルマーケティング業界への未経験転職を検討している皆さんに向けて、応募にあたって押さえておきたい基礎知識を解説していきます。

 

インターネット広告の魅力は「効果測定」ができて「参入障壁が低い」点

前回、「広告業界はここ10年ほとんど成長していないが、ネット広告だけは伸びている」とお伝えしました。市場規模は1兆519億円(2014年:電通調べ)で、前年比112.1%の伸び。しかも、一説では5年後の2020年には2兆円にまで成長すると見られています。

その理由としては、そもそもインターネット人口が増えている事実がベースとなりますが、それに加え広告の効果測定がしやすく、クリック課金(CPC)型など、初期費用を抑えて出稿を開始できる点が挙げられます。これらの利点に注目した広告主サイドが、新聞、雑誌、テレビ、ラジオといういわゆる「4マス」から、広告予算をシフトさせているのです。

ただ、ひとくちに「インターネット広告」といってもその範囲はかなり広いです。「インターネット広告」や「ネット広告」と検索すると、実にさまざまな専門用語や横文字ばかり検索結果にヒットするので、「よくわからない」と思われるかもしれませんね。

なので、今回は重要ポイントだけ覚えて下さい。インターネット広告の中で伸びているのはズバリ「運用型広告」です。

インターネット広告市場の拡大は、運用型広告が担っている!

2014年のインターネット広告市場における「運用型広告費」は5106億円、前年比123.9%という高い伸びを示しています。ちなみにその前年は4122億円、前年比121.6%であり、2ケタ伸長が続いています。インターネット広告市場が伸びているのは、「運用型広告」が伸びているからといっても過言ではないのです。

「運用型広告」とは、電通社の解説によると「膨大なデータを処理するアドテクノロジーを活用したプラットフォームにより、広告の最適化を自動的にもしくは即時的に支援するような広告手法」と定義されています。

簡単に言えば、ユーザーのオーディエンスデータ(検索履歴や購入履歴、位置情報など)から個人を特定しない範囲で嗜好を読み取り、それに合わせて広告を表示する手法のことで、1クリックで何円などという形式で入札されます。リスティング広告やDSP(Demand-Side Platform)などがこれに当たります。

デジタルマーケ入門 なぜインターネット広告は伸びているのか? 運用型広告の種類と配信方法

ちなみに、「運用型広告」の対比となるのは「枠売り広告」。例えば、ポータルサイトのトップ画面右上に掲載されるバナー枠であり、期間と値段が決まっているのが特徴です。

代理店サイドにて「運用型広告」を扱うプレイヤーの大事な視点は、広告主の商材やビジネスモデルをしっかりと理解し、競合を踏まえた上で、ターゲット設定をしっかりと行うことです。その上で、ユーザー属性を分析し、いつどこでどのようにアプローチすると最も良い反応が返ってくるのかを考え、広告を表示する仕組みを作ることが重要です。

その結果、どれぐらいの人が広告に接触し、実際に購入にまで進んだのか、具体的な数字で見ることができるので、さらにその結果を解析して新たな打ち手を考えます。ひたすら、このPDCAサイクルを繰り返していくのです。

インターネット広告業界に向いている人とは?

うすうす感づいているかもしれませんが、この仕事はと~っても「地味」です。広告業界に対して華やかなイメージを持っている人がいるかもしれませんが、そのイメージだけに惹かれている人は早めに考えを改めたほうがいいでしょう。

結果を出すために膨大なデータとにらめっこしながら、どういう手法を取れば広告主の広告をターゲットが見てくれるのか、頭をひねってひたすら考える。こういう地道な作業をいとわない、根気のある人が向いている仕事です。やった分だけ、しっかりと数字で返ってくるのが、面白いところです。

テクノロジーは今後も進化していきます。新たな広告ターゲティング手法も増えてくるでしょう。しかし、「運用型広告」を扱うプレイヤーはテクノロジーに躍らされることなく、本質を捉え、広告主の商材やビジネスモデルをしっかりと理解し、競合の動向を踏まえた上で、ターゲット設定をしっかりと行うことに尽力して欲しいと思います。

そのための手段が増えれば増えるほど、実現可能な世界が広がっていくわけです。ワクワクしてきませんか?(笑)

※次回は連載第3回「これだけは覚えておきたい3つのキーワード」をお届けします。お楽しみに。

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