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【広告代理店の職種】全てはデータが証明、寝ても覚めても調査に明け暮れる! ストラテジックプランナー編

広告代理店の仕事

広告代理店の職種シリーズ5回目は、ストラテジックプランナーの仕事について。通称「ストプラ」と呼ばれていて、広告がつくられる最初の段階で活躍する重要な職種です。優秀であることはもちろん、体力も忍耐力も求められるストラテジックプランナー、さあ、必要なスキルや仕事内容、年収などについて紐解きましょう。

 


ストラテジックプランナーとは?

商品開発からコミュニケ―ション戦略まで、マーケティングの最上流から携わるので仕事の幅が広い職種です。具体的な仕事内容は、商品やサービスを宣伝するための「制作」、そして広告に関する「調査」という2つの側面に分かれます。
 

 

 

 

◆どんな仕事なのか
広告マーケティングのメインがマスメディアからWebへ移行していく過程で生まれた職種です。まず調査によってデータを解析、その結果を最大限に活用して広告戦略を打ち立てます。仕事は「戦略立案」と「調査」という2つの業務に分かれます。

<戦略立案>
広告代理店の中でもマーケティングの最上流に携わる職種であり、担当するクライアントのブランド戦略、コミュニケーション戦略などを、データをもとに考案していきます。ストラテジックプランナーという職種が生まれる前、つまりマス媒体が広告の主流だったころは「コミュニケーションプランナー」と呼ばれていました。現在も同義で使われることがあります。

<調査>
戦略を練るにあたり「なぜその戦略が有効なのか」を裏付けるためには詳しい調査が必要です。「戦略立案」の面だけを見ると、全体を指揮するように見えるので華やかな印象を持ちますが、実際には仕事の大半はデータの調査、解析が中心。ありとあらゆる手を使い、調査を重ねるのがストラテジックプランナーの主な仕事。若手時代は特に、仕事の時間のほとんどをデータ収集、解析に時間を費やすといっても過言ではありません。華やかな職種であると思っていると、その印象と現場のギャップに驚かされることもあるようです。

 

◆ストラテジックプランナーの役割
例えば旅行の案件があると仮定します。クライアントである老舗旅行会社の業績が伸びず、競合他社がインターネットを中心に好調、というケースの場合、まずは競合他社の実存するデータを、集められるものは全て収集します。このケースでは、利用者、平均年齢、旅行の予算などを洗い出します。さらに実際に利用している人のインタビューを行います。こうした利用者の表面データに加え、深層(心理)データも調査し、利用者のペルソナ(象徴的なユーザーモデル)を設定します。

他にも、テレビの視聴率、大手代理店が過去に蓄積してきた膨大なデータなど、案件に役立ちそうなデータは、ありとあらゆるものを調査。こうして洗い出したデータの中から、利用できるものをピックアップし分析します。

 

◆ストラテジックプランナーになるためには
マーケティングの上流から携わることができることから、憧れを抱かれやすい職種です。ただし、新卒でストラテジックプランナーとしてスタートを切るためには、かなりハイレベルな能力が求められます。非常に難易度が高く、狭き門と言えるでしょう。 

中途採用の場合、同職の経験、またはそれに類するスキルがないと難しいと言われます。逆に、総合広告代理店ではなくても、事業会社で「自社製品の広告制作」と「データ調査」のどちらも担当していた経験があると、転職の可能性は高まります。

 

◆向いている人は?
物事を論理的に考えることが得意で、自分で物事を判断して動ける人が向いています。また体力的なタフさも必要でしょう。一見華やかな職種に思えますが、実際は調査に明け暮れる毎日なので、忍耐力があることが大前提です。傾向としては、数字を扱うこともあり、理系出身の人材が多く活躍しています。

 

◆キャリアアップについて
基本的なステップアップとしては、若手時代は調査を担当し、徐々に制作も任されていくのが一般的です。また、仕事は「戦略立案」担当者、「調査」担当者の2人1組ででチームが組まれ、プロジェクトは進行していきます。

「調査」を3年ほど経験したら、小規模案件から「調査」+「戦略立案」とステップアップし、最終的には「戦略立案」だけを専門的に担当するようになります。

 

◆年収はどのくらいなの?

総合代理店の場合、一般的には以下のように年収がアップしていきます。

23歳 年収 ~400万円

26歳 年収 ~600万円

30歳 年収 ~1000万円

以降は、同じ会社に在籍している場合は局長クラス(年収1500万円~)への昇格が待っていますが、逆に大手企業や外資系の企業のストラテジックプランナーとして転職するケースも多く、人によって進路はさまざま。いずれにせよ、広告業界の中でもストラテジックプランナーの収入は、他の職種に比べて高いことは一目瞭然。ただし、高度なスキルが問われるだけでなく、労働時間が長く厳しい労働環境なので忍耐力も必要な職種です。収入が高い分、求められることのレベルも高く、体力的にも過酷であると言えるでしょう。

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