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広告代理店の契約社員、大手と中堅ではどこが違うの?

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前回は正社員と契約社員の選択について紐解きました。そこで今回は、広告・デジタル業界の雇用形態に焦点をあてます。特に広告代理店では、契約社員として仕事に従事されている方がたくさんいらっしゃいます。ただし、大手と中堅では、同じ契約社員でも、仕事の仕方やその後の進路が少々違うようです。

 

大手広告代理店の契約社員、その特徴とは

契約社員というのは、一般的には仕事の内容や量が一定で、労働時間もある程度決まっているものです。でも実は、大手広告代理店の契約社員に限っては、一般的な契約社員とは少し異なります。忙しくて労働時間も長い。そして任される仕事も重さも、正社員と同等ということもあるようです。したがって、正社員と同様にやりがいを感じる方も多くいらっしゃるでしょう。ただし年収は、他の中堅の広告代理店に比べれば高いものの、昇給がないので雇用期間はずっと同じ額であることがほとんどです。

中には、正社員登用の機会が訪れるかもしれない、という淡い期待を抱いている人もいるかもしれません。でも、大手広告代理店で契約社員から正社員になれるのは約1%~2%と言われているほど難しく、ほとんどが任期満了で再度仕事を探すケースが多いようです。

ある特定のクライアントやプロジェクトの要員として採用されるケースが多いため、任期満了になったとき、「他のチームへ」ということにはなりにくいのです。


中堅の広告代理店の契約社員の場合

逆に、中堅の広告代理店の場合は、契約社員から正社員になれる確率が大手広告代理店よりも高くなります。大型案件が少ない代わりに、優秀な人材はいろいろな案件での活躍が見込めるからです。もちろん、必ずしも正社員への道が開けるわけではありません。本人の実力や会社の状況にもよるので、最初から正社員になることを見込んでの転職はおすすめできません。

また、中堅の広告代理店の契約社員は、特定のクライアントを担当する大手代理店に対し、さまざまな案件を担当する可能性が高まります。大手か中堅か。ネームバリューだけで会社を選ぶのではなく、自分がどんな風に働きたいのかということをしっかり把握してから選択した方が、幸せなキャリアを歩むことができるでしょう。

それでも、「大手なら契約社員でも働きたい!」という人はたくさんいます。ここで大切なのは、任期が満了したときにどうなっていたいか。そしてその後、何をしたいのかを考えること。ビジョンを明確に立ててみて、大手広告代理店で身に付けることができるスキルがその後も活かせる、もしくは目標を達成できるのなら、挑戦してみるのも良いかもしれませんね。

 

仕事内容、労働時間、年収…。何が一番大切ですか?

転職を考えるときに重要なのは、自分にとって大切なことと、そのプライオリテをしっかりと把握することです。やりがい、プライベートの時間、収入…。仕事だけでなく、今後の人生のことも考えて「大切なこと」を一度整理してみましょう。そのあとで、企業が求めていることと照らし合わせてみてください。自分にとって大切なことと企業が求めていることに乖離があっては、ご自身も企業も、どちらも幸せになれません。

転職は、あくまでもよりよい人生を歩むための手段のひとつ。ゴールではなく、新たなスタートです。ですから、正社員か契約社員か、雇用形態だけでいい悪いを決めつけるのは危険です。転職した先の人生をしっかり見据えることこそ、それがベストな転職の鍵となるでしょう。


 

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